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​聴 覚

 人間って、お腹にいる20週目にはすでに音が聞こえているそうなんです。

 

 胎児の耳に届く音は、お母さんの声、お母さんの体が生み出す音、外界の音、になります。お母さんの声は外から聞こえているだけでなく、母体の振動として直接赤ちゃんに伝わり、三つの音の中で1番よく聞こえています。外からの音は、お母さんのお腹・子宮・羊水を通して胎児の耳へと届くので、お母さんの声やお母さんの体の音に比べると小さくなりますが、聞こえています。

(ちなみにお父さんの声も届いてはいるんですが、Hzの関係で届きづらいようです)


 私たちは保育中、むやみに大声を出さないよう心がけています。それは、子どもたちがその大きな声にびっくりしてしまうからです。『危ない!』と大きな声で制すれば、驚いてしまい、逆に怪我につながることもあります。『だめでしょ!』と強く言われれば自尊心が傷つけられます。

 なるべく子どもたち一人一人の傍で声を掛けることで、安全な見守りと、安心な人的環境を保証できるよう心がけています。

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